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本15日(水曜日)午後3時20分より約30分間,前原誠司大臣はトニー・アボット豪州野党党首(The Hon. Tony Abbott MP, Leader of the Opposition)と会談を行いましたところ,概要以下の通りです(アボット党首はオピニオン・リーダー招聘プログラムにより訪日中。)。
1.二国間関係総論
前原大臣より,訪日を歓迎する,自分(前原大臣)も野党時代に豪州政府の招待により豪州を訪問し,豪州の重要性をより強く認識した,与野党の違いを超えて,日豪関係の強化に協力していきたいと述べました。アボット党首は全く同じ認識を有している,日本はアジア太平洋地域で重要な民主主義国家であり,経済関係及び安全保障分野での日豪関係強化に努力していきたい旨述べました。
2.経済関係
アボット党首より,日豪FTAについて困難な問題はあると承知するが,それを乗り越えて早期に締結したい,そのために自分としても協力したい旨述べました。前原大臣より,先月の訪豪の際に,エマーソン貿易大臣との間で日豪EPAにつき新たなスタートを切ることで一致したことを紹介し,早期妥結に向け努力したい旨述べました。また,前原大臣より,高速鉄道や水プロジェクトを含むインフラ展開の面でも日本が役に立てればありがたい,豪州政府が日本へのレアアースの安定供給を約束してくれたことには感謝していると述べました。
3.安全保障分野での協力
両者は,日米豪間の安全保障分野での協力を更に強化,拡大していくこと,また,最近のアジア太平洋情勢を踏まえて,日米豪3か国間や日豪間で意見交換を行っていくのは有益という点で一致しました。前原大臣より,日本が物品役務相互提供協定を締結しようとしているのは米国を除いては豪州のみである,また,秘密保護情報協定も日豪間で交渉が行われていると述べました。
4.人的交流
両者は,日豪間の人的交流はまだまだ拡大の余地があり,更なる拡大に向けて協力していくことで一致しました。