10月30日午後4時45分(ハノイ時間)から約25分間、ベトナム訪問中の菅総理はグエン・ミン・チェット国家主席を表敬したところ、概要以下のとおり。表敬は極めて友好的かつ和やかな雰囲気で行われた。
- チェット国家主席より、菅総理のベトナム訪問に対して歓迎の意が表された上で、以下を述べた。
日越関係は良好に発展してきており、相互の国民感情も良好である。日本のODAによる支援は両国間の友好関係の発展にも大きく貢献しており感謝する。ODAは今後もこうした両国間の関係を深化させると確信している。ベトナム側としては、日本企業の投資も歓迎しており、両国間の友好関係を更に深くしていくのが我々の責任である。菅総理から、天皇皇后両陛下及びその他の政治指導者に宜しくお伝え頂きたい。APEC首脳会議は必ず成功すると信じており、日越間でも協力していきたい。
- これに対し、菅総理より以下を述べた。
ASEAN首脳会合の成功を心からお喜び申し上げる。また、タンロン・ハノイ遷都1000年記念の年に、総理として初めての公式な訪問先としてベトナムに来られたことを大変嬉しく思う。APECでチェット主席をお迎えすることを楽しみにしており、APECの成功に向けて協力していきたい。2007年のチェット主席の訪問は日越関係の発展に大きな意義があった。今回の自分の訪問を通じて両国間の戦略的パートナーシップを経済、政治、文化のすべてにわたり一層包括的に深化させたい。我が国とベトナムは経済的な結びつきが強く、更にベトナムは地政学的に重要な関係にある。今後とも首脳レベルをはじめ頻繁な往来を通じて関係を深めていきたい。貴国は急速な成長を遂げており、高速道路、高速鉄道、上下水道等重要なインフラ整備プロジェクトが多数ある。日本側として一層の協力を考えていきたい。今回の訪問が実り多いものになることを期待している。
