
日本・ベトナム外相会談
平成18年7月26日
- 7月26日18時50分から約25分間、クアラルンプール・コンベンション・センター(マレーシア)内会議室において麻生外務大臣とファム・ザー・キエム・ベトナム副首相兼外務大臣との会談が行われた。
- 冒頭、麻生大臣よりキエム副首相に対して、先般(6月)の国会における外務大臣就任に祝意を表するとともに、二国間関係の強化のために共に尽力したいと述べたのに対し、キエム副首相より謝意の表明があった。
- 麻生大臣より、先般のベトナムの国会で選出された新指導部と緊密な関係を築いていきたいとした上で、ベトナム新首相の早期の訪日を期待している旨述べると共に、11月のベトナムが議長国として主催するAPECへの日本の新総理の出席がベトナムとの関係を強化する良い機会となることを期待していると述べた。これに対して、キエム副首相よりカイ前首相と小泉総理が非常に親しい関係であったように日越の新しい首相同士が緊密な関係を築くことを期待するとの発言があった。
- 麻生大臣より、最近日本のビジネス界がベトナムの投資に大変強い関心を示しており、それはベトナムの投資環境が整ってきていることの証左であると考える旨述べたのに対し、キエム副首相は、日本の投資は他の外国からの投資の呼び水となるという観点からも非常に重要であると応じた。
- 続いて、麻生大臣より、日ベトナム経済連携協定(EPA)については共同検討会が終了し、両政府に対し正式交渉の開始を提案していることを指摘し、両国間で今後本件を調整していくことについて一致した。
- キエム副首相より、日本のODAによる支援に対する感謝の表明があり、またベトナムとして汚職の防止について努力していきたい旨述べたのに対し、麻生大臣より、汚職の防止は重要な問題であり真剣に取り組んでいただきたいと述べた。
- キエム副首相より、日越間の文化交流の促進及び観光に関する協力を進めていきたい旨述べたのに対し、麻生大臣より、音楽・アニメ・ファッションといったポップカルチャーにおける若者の交流は非常に重要であるとの発言があった。