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早田 文隆
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<事業評価> 200万人集中の首都チュニスへの大型インフラ投資(日・チュ友好50周年記念)だが、市内交通渋滞(1~1.5hr待ち)解消、大気汚染防止の当初効果の他、高失業率(約14%)への現地雇用促進(max1000人/日、4年間)効果もあり、支援効果を目の当りにした。4港湾整備&湾湖汚染防止(他国ドナー)も並行し、ウォーターフロント開発投資(某中東国より約1.5兆円)も見込まれ、極めて有意義な投資である。チュニス空港へのゲートとしてのモニュメント効果(記念切手も発行済)もあり、観光業(GDP5.8%、年間600万人)への貢献も期待出来る。
<意見> 社会・産業インフラ構築は、日本の戦後復興モデルの再興であり、日・チュ2国間タイドで強化すべきである。 |
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佐藤 正史
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円借款で行う巨大プロジェクト。湖の南北を結び、完成後は首都圏を迂回することになる。交通を円滑にししかも周辺への開発に拍車がかかる。日本の大手ゼネコンと現地の建設会社との協力のもと、日本の最新の技術がアフリカの地で両国の掛け橋となる姿は実に壮大である。被援助国の要望をかなえ、現地の美感を損なわず、しかも環境に配慮したインフラ整備は、その地域のみならず、周辺への経済効果が大いに期待される。すでに完成を見越して、周辺諸国の投資家の熱い眼差しが注がれていると言われている。日本の技術者の数は少なく、苦労は多く、お国事情も異なる中、現地労働者との協調のもと目的を達成し、二国間の友好関係がさらに強まると思う。 |
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福本 桂子
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「ラデス・ラグレット橋はチュニジアと日本を繋ぐ」の横断幕とこいのぼりに迎えられ、我々が到着した有償資金協力の現場は、とても壮大かつ立派であり、日本の優れた技術が異郷にしっかり根付いていた。ゼネコン界の両雄、大成と鹿島から技術者が派遣され、工事にかける夢や思いを熱く聞くことができた。橋の完成によりチュニス湖西部の交通渋滞が緩和され環境がよくなること、湖の周辺整備が進んで景観がよくなることなど数々のメリットが私にも容易に想像できた。日本人として誇らしい気持ちとともに、橋梁の完成と安全を願わずにはいられない。チュニス市民の多くが日本のODAに感謝しつつ橋の完成を待ちわびている。視察を終えて、円借款事業がもたらす国際貢献のスケールの大きさを再確認した。この橋がチュニスの青い空・白い町に美しく映えるさまは日本にとって大変な名誉である。 |
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下川床 泉
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橋の建設については、4工区を大成建設と鹿島建設が中心になり建設され、大成建設の工区では、日本人19人チュニジア人500人が、鹿島建設の工区では、日本人1人チュニジア人300人が働いて、失業率14%では、この雇用は大きな失業者対策になっている。また、日本の技術提供の観点からも、有意義な事業である。
84億円のODA予算で、日本とチュニジアの、まさに、架け橋となるように、日本文化の紹介として、こいのぼりを掲げたり、新年は、謹賀新年を掲げて、チュニジアの方々には、期待大の事業である。
橋開通後は、市街地活性化やウオーターフロント計画などの可能性が検討されている。 |
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久保山 和哉
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円借款事業で行われる典型的な案件であり、経済的にも社会的にも大きな効果が期待されている案件であった。受注を受けた企業には日系の大手ゼネコンも含まれていたが、労働者の大半は現地人であり資材も現地調達していることから、建設段階から雇用効果など社会的な便益も発生していたといえる。視察時は未だ建設途中であり、橋の建設に対する効果は事後評価によるところが大きいが、現地にとって有用なものになってほしい。また、建設現場はこいのぼりなどが設置されており日本の文化が紹介されていた。文化交流も一過性のもので終わることなく、将来に渡って日本チュニジア間の友好の象徴となる建造物として認知されることを期待する。 |
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長縄 雄一郎
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土木を専攻しているという事情もあり、この案件は当初から興味を持っていた。同時に、日本の企業が施工を受注していることを事前に聞いており、そこにきな臭さを感じていた案件でもあった。そこで私は、国内雇用の増加や生産技術の向上を目指すためには、チュニジアの企業が受注すべきではなかったのか?という疑問を持って視察に臨んだ。
ところが実際に案件を視察してみると、日本の企業でなければならない事情があったのだと分かった。チュニジアにおける橋梁技術のレベルは決して高いものではなく、ラデス=ラグレット橋のような斜長橋は国内でも初めての試みだそうである。そのような背景を踏まえ、世界でも有数の土木技術を有する日本企業がこの事業を受注し、地域のランドマークたりうる美しい橋梁を作り上げているという事実には大変感銘を受けた。現地でワーカーを指揮しておられる社員の方が、非常にいい顔をしていたことが印象的であった。 |
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関 英理子
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完成間近のこの橋は、横浜ベイブリッジを彷彿とさせるルックスで、日本の技術力をフルに使ったスケールの大きな案件だった。ワイヤーを使用し、ケーブルで支える橋はチュニジア初とのこと。施工を担当する大成・鹿島両建設の所長の説明からも、自らの持つ技術力をこの橋に掛ける意気込みが伝わってくる。反面、建物が低く白いチュニスにおいて悪目立ちしないモニュメントとしての景観を意識した配慮も感じられた。現場では、鯉のぼりがチュニスの空を泳ぎ、お正月には賀正のイルミネーションを施すなど、建設中から日本文化を知ってもらう工夫をしていた。日本の存在感が大いに示される案件であるが、完成後に期待された以上の効果を生むことが出来るか、その結果を見守りたい。 |
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山内 ます子
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建設中の橋及び高速道路はチュニス市民の期待を物語っているように、切手にもなっていました。確かに現在から比べると、格段にスムーズな車の流れになるだろうと予測されました。首都近郊の交通渋滞緩和は、外国人観光客にも好印象を与え、観光収入を大きな国の柱とするチュニジア経済にとっても利すると思われました。日本の技術水準の高さを物語る美しい橋を目にして、異国の地で困難に負けず働いておられる同国人技術者に対して感謝の念と誇らしさを感じました。又アシスタントとして働いていたチュニジア人の女性の姿が生き生きとしてとても印象的でした。 |
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上口 希実子
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この案件を視察して、日本の企業の技術力の高さを実感した。日本国内では過去のひも付き援助のイメージなどから日本企業がODA事業を受注することに批判的な意見もあるが、日本がもつ高い技術を世界に還元していくという意味で、日本企業が日本のODAに拘わることは意義のあることだと思った。
また、私は「インフラ整備=“もの”を与える援助」だと思っていた。しかし、日本の企業の人々とチュニジア人作業員の人々が、信頼関係を築きながら橋を建設している姿をみて、この橋は日本という国家がチュニジアに“与えている”のではなく、日本とチュニジアの人々が“一緒に作り上げている”のだということを感じた。 |
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鈴尾 洋子
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チュニス湖を南北に縦断する橋は、すでに町の人々のシンボルになっているとのこと。湖上、さらには街との調和を保つ景観性などの立地条件の中で、さまざまな技術を駆使して、日本の企業が現場監督として建設に当たっていた。「郷に入れば郷に従え」で現地人に溶け込もうと、資材やトラックなどの現地・近隣諸国からの調達や作業員の現地採用などあくまで現地を大切にしていた。さらにはチュニジアとの架け橋になりたいと工事以外にも意欲的に工夫しているのが同じ日本人として嬉しいことであった。また、現地で活動する日本人たちの熱い思いがこのつり橋を作り上げているという確かな手ごたえを感じ、後世に語り継いでいきたいと強く思った。 |
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菊田 育子
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初めて銀行の役割を知り、銀行はすごいと思った。円借款で、ラデス・ラグレット橋が建設されるのだ。自分が今まで知らなかった遠い国で、私達の税金がそこに住む人々の暮らしをより良くするために使われている。
視察前、インフラなどとは無縁の私にとって、円借款による建設と聞いても、何も感じなかった。しかし、目の前で橋が出来上がっていく様子を見て、直接関係者の方々から説明を聞いて、現地の方々がどれほど橋の完成を待ち望んでいるかが分かった。
橋は9月に完成予定だ。経済・環境に大いに発展がみられるだろう。今回、高度な技術と豊かな経験をかわれ、落札の結果、日本の大成さん、鹿島建設さんが選ばれた。国中が期待している大きな事業に、日本が円借款だけでなく、日本の高い技術とセットで貢献していることが嬉しかった。 |
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