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川口大臣祝意メッセージ 本日、日本とヨルダン両国の外交関係樹立50周年を迎えたことに祝意を表します。1954年7月14日に両国使節団が文書を交わした後、日本の皇室とヨルダン王室との間の親密な関係を始めとして、政治・経済等の分野における政府間の協力、民間企業、ボランティア活動、文化交流等の民間の活動と交流が発展し、極めて緊密な現在の二国間関係に至ったことを嬉しく思います。また、本年は、双方の首都における大使館の開設と、日本の対ヨルダン政府開発援助の開始から30周年にもあたります。 この記念すべき年に、半世紀にわたる友好の歴史を振り返り、両国が各々の文化紹介行事を行うことは、今後の更なる協力関係の基盤となる相互理解の増進に資するものと期待しています。この場を借りて、アブドッラー国王・ラーニア王妃両陛下から在ヨルダン日本国大使館の行事全体に後援名義を付与いただいたことに深甚なる謝意を表したいと思います。 日本は、中東地域との関係を極めて重視していますが、その中でもヨルダンを中東地域の安定の鍵を握る重要な国と認識し、キング・フセイン橋の架け替えを始めとして、中東地域の発展のための重要なパートナーとして経済協力等を行っています。また、日本は、現在ヨルダンが幅広い分野で自主的な改革努力を行っていることを評価しており、この地域の友人として、ヨルダンを始め中東諸国の改革推進にも今後も協力していく考えです。さらに、両国間の人的交流は政府間のみならず、議会、知識人、女性、青年等の多様なレベルで広がっていることを歓迎し、今後も各種交流の拡大を通じ対話を強化していきたいと思っています。 両国は、良好な二国間関係を維持してきたのみならず、その関係を基盤として地域の問題にも共同で取り組んできています。日本は、ヨルダンがパレスチナ問題解決のために積極的な役割を果たしてきたことや、イラクの安定回復のためにイラク人警察官訓練等の取組みを進めていることを評価しています。また、今年4月にイラクで邦人人質事件が発生した際、ヨルダンから多大の協力を得たことに改めて感謝したいと思います。日本政府としてもパレスチナ問題解決に向けた取組みや、イラク復興支援に関するヨルダンとの協力を引き続き進めていく考えです。地域の問題についても両国のパートナーシップが今後とも一層発展することを期待しています。 最後に、半世紀にわたる両国の友好のために、手を携えて歩んできた両国関係者の努力に改めて深い敬意を表するとともに、今後とも対話と協調を通じ、両国関係が更に発展していくことを祈念します。 平成16年7月14日
日本国外務大臣 |
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