本25日(木曜日),17時05分から約20分間,菅直人総理大臣は,衆議院議長招待により訪日中のムハメジャノフ・カザフスタン下院議長(H.E. Mr. Oral MUKHAMEDZHANOV)の表敬を受けました。
- 冒頭,菅総理より,二度目となる同議長の訪日に歓迎の意を表明するとともに,本年に入り三度の外相会談が行われるなど,この間に両国関係がますます緊密化していることに満足の意を表明しました。
また,議会間の交流は,幅広い相互理解を促進する上で大変重要であり,同議長の訪日を機に,両国の議会間交流が活発化していることは大変嬉しいことである旨述べました。
さらに,カザフスタンが,本年の欧州安全保障協力機構(OSCE)議長国として,OSCE地域の安定と発展に向けた様々なイニシアティブを高く評価するとともに,近くアスタナで予定されるOSCE首脳会合の成功を期待する旨述べました。 - これに対し,ムハメジャノフ下院議長より,日本はカザフスタンにとって重要なアジアの主要国であり,国際的な諸課題などにおける両国の立場は共通であることから,両国間の現在の協力関係に満足している旨述べました。
また,今回の訪日を機に,両国議会間の協力関係が前進したことを歓迎するとともに,来月1日,2日のOSCE首脳会合においては,現在の世界が直面する新たな脅威に関して,積極的な議論がされることを期待する旨述べました。 - また,菅総理より,カザフスタンは,鉱物資源などが豊富であり,両国の間でレアアースの共同開発について協力関係が進展していることを評価するとともに,両国間の投資促進及び投資環境整備も重視しており,二国間投資協定の締結に向けた交渉の進展を期待する旨述べました。
これに対し,ムハメジャノフ下院議長より,レアアースや原子力分野における両国の協力に高い関心を有するとともに,投資協定の早期締結を期待する旨述べました。 - さらに菅総理より,カザフスタンがソ連邦からの独立後に,自発的に核兵器を廃棄したことを高く評価したのに対し,ムハメジャノフ下院議長より,カザフスタンもソ連時代のセミパラチンスク核実験場において,核実験による多大な被害を受けてきたが,独立後,同実験場を直ちに閉鎖した,また,日本から受けた多大な支援に感謝する旨述べました。
