外務大臣

前原外務大臣のフロリダ訪問(概要)

平成23年1月9日

  • (写真)前原外務大臣のフロリダ訪問

1.訪問概要

  1. (1) 現地時間8日、訪米中の前原大臣は、フロリダ州の州都タラハシーを訪れ、4日に新たに就任したスコット州知事と会談を行った(概要は下記2のとおり)。
  2. (2) 会談後、共同で現地プレスのぶら下がり取材(質疑応答なし)を受け、スコット知事から、日フロリダ間の経済関係強化に向け協働していくこと、この一環として同知事の訪日やフロリダ州における日本政府・ビジネス界を招いた貿易・投資促進セミナーの開催を検討していくこと、また前原大臣からは、日本の高速鉄道システムの優れた点につき知事に説明を行ったこと等を述べた。
  3. (3) 最後に、州政府関係者の案内により、州庁舎の視察を行った。

2.スコット州知事との会談要旨

  1. (1) 前原大臣から、就任祝いを述べた上、スコット知事の就任演説、特に自ら苦労した経験に基づき雇用創出を知事としての使命とするとの下りに感銘を受けたと発言。
  2. (2) 両者は、日本とフロリダのビジネス関係の更なる緊密化及び中南米市場での協力推進に向けて協働していくことで一致。この一環として、前原大臣からスコット知事の訪日を招請したところ、然るべき時期にフロリダ州のビジネスリーダーとともに訪日することを検討するとの応答があった。先方からも、日本から政府・ビジネス関係者を招いて貿易・投資促進のためのセミナーを行うことを検討したいとの提案があった。
  3. (3) 前原大臣から、日本の高速鉄道技術・システムの優れた点につき詳細に説明。特にスコット知事の関心が高い雇用創出や駅周辺の商業発展を含む経済効果及びファイナンススキームについて重点的に説明し、フロリダ高速鉄道計画において日本の高速鉄道が採用されれば、JBICによる出融資を検討するとともに、日本側が有する技術・ノウハウを移転する用意があることを示した。 これに対し、スコット知事は、印象深い説明を多とするとし、新幹線の事業・運営形態やJBICのスキーム等について数多く質問し、関心を示した。同知事からは、フロリダ州のインフラを整備していきたいと考える一方、知事として高速鉄道計画がフロリダ州の経済的負担とならないことを確保する義務があるため、フィージビリティースタディーを踏まえて検討していきたいとの考えが述べられた。 このやりとりの中でスコット知事から、JR東海を中心とする日本の企業体から更に具体的な話が聞きたいとの要望があり、今後これをアレンジしていくこととなった。
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