平成18年1月
2005年、12月24日~29日、遠山清彦外務大臣政務官は、タイ及びカンボジアを訪問した。タイにおいては、日本人会が建立した慰霊之碑除幕式に出席し、また、政府代表としてタイ政府主催の津波1周忌式典他に出席した。カンボジアにおいては、同国政府要人と二国間関係等に関するハイレベルの意見交換を行った。訪問の概要は以下の通り。
12月25日、遠山政務官はプーケット日本人会主催慰霊之碑除幕式に出席した他、消防防災分野のタイへの支援として派遣されている東京消防庁レスキュー隊の防災デモンストレーションを視察した。


12月26日、遠山政務官は、政府代表としてタイ政府主催の一連の津波一周忌式典(津波被害者メモリアル・サービス(ソムキット副首相出席)、津波メモリアル定礎式(タクシン首相出席)、宗教合同メモリアル・サービス(ウボンラット王女殿下、タクシン首相出席))に出席し、タクシン首相ほか主催側より、日本政府代表としての出席に謝意表明がなされた。


(イ)ノロドム・ラナリット国民議会議長(フンシンペック党党首)との意見交換
12月27日、遠山政務官は、ラナリット国民議会議長(フンシンペック党党首)と意見交換を行った。先方より、日本のこれまでの支援に対し深い謝意が表明されると共に、クメール・ルージュ裁判の現状につき説明があったのに対し、遠山政務官より、日本は同裁判に対する財政的貢献に加え人的貢献を行う意向である旨述べた。また、遠山政務官よりは、カンボジアの人権状況に関する懸念を伝えた。先方より、人権問題、民主化、連立政権等につき現状説明があった。

ノロドム・ラナリット国民議会議長(フンシンペック党党首)
(ロ)ソック・アン副首相兼閣僚評議会担当大臣との意見交換
12月27日、遠山政務官は、ソック・アン副首相兼閣僚評議会担当大臣と意見交換を行った。クメール・ルージュ裁判に関し、先方より、日本の支援に対し深い謝意が表明されると共に、同裁判の現状説明があったのに対し、遠山政務官より、日本は財政的貢献に加え人的貢献を行う意向である旨述べた。また、「開発の三角地帯」等経済協力についても意見交換した。

ソック・アン副首相兼閣僚評議会担当大臣
(ハ)ハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣との意見交換
12月28日、遠山政務官は、ハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣と意見交換を行った。先方より、日本のこれまで支援や現在の「開発の三角地帯」への支援等に対し深い謝意が表明されると共に、カンボジアの政治経済状況の説明があった。両者間で地雷除去に関して意見交換を行った他、カンボジアの民間投資促進の重要性について一致した。クメール・ルージュ裁判に関し、先方より、現状につき説明したのに対し、遠山政務官より、財政的貢献に加え人的貢献を行う意向である旨述べた。遠山政務官より、カンボジアの人権状況に関する懸念を伝えた。

ハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣
12月27日及び28日、遠山政務官は、殉職した高田警視慰霊碑及び中田・国連ボランティア慰霊碑を参拝した他、カンボジア地雷対策センター(CMAC)を訪問し、同国における地雷被害・除去の現状等に関し説明を受けた。また、クメール・ルージュによる虐殺に関するトォルスレン博物館を視察した。

